軽キャンパーの旅は甘くない

軽キャンピングカーの魅力は、軽自動車登録ができること、
そして値段か安いのにキャンピングカーの醍醐味を味わえる
ことの二つだと考えられています。
しかし、実際に乗ってみるとわかるのですが、それは少し違います。

軽キャンピングカーにはトイレ、シャワーなどの設備はありません。
キャビンスペースは狭くて、走行性能も落ちます。
何千CCもあるキャンピングカーには到底かなわないのです。
軽自動車のスペースと660CC程度のエンジンではたかだが知れています。
そのため、せっかく購入したのにも関わらず、
要らぬ産物となってしまう人も意外に多いらしく、自宅の車庫に入れっぱなし
という話もよく聞ききます。

以前、四万十川の源流付近まで、ラクーンで上っていったことがありました。
そのときちょうど行き止まり地点に通常のキャンピングカーが
停泊していたことがありました
道をふさぐような形でパーキングしていたのですが、そこから降りてきたのが、
外人の方でその方いわく~「お~、、スモール~~スモール!!」~(笑)
そう、軽キャンピングカーは本当に狭いのです。

では、軽キャンピングカーの魅力とは一体何なのでしょうか。
それは「脱日常的なワクワク」を体験できる、ということに尽きます。
車中泊を趣味となさっている方であればよく分かると思います。
なにを隠そう、わたしも「車中泊OB」です。
しかも、日本初の「軽トラ」車中泊族だと自負しています。
私は軽キャンピングカーを買う前、よくホロ付きの軽トラを
レンタルして東北地方などを旅してました。
いや~楽しかったですね。「クマが入り込んできたらどうしよう」とか
「風が強くなって幌が飛ばされないかなあ」とか
このワクワク感は何千CCもあるキャンピングカーだったら、
決して味わえないものでしょう。

あの大型キャンピングカーに乗っていた外人さんには決して
味わえない魅力なのです。
しかも、軽キャンピングカーはとてもフットワークが軽く、
どこにでも溶け込むように停泊できます。
これは旅をしていて本当メリットだと感じます。
以前、「お元気ですか日本列島」というNHK番組で軽キャンピングカーを
取り上げていたのですが、やはり人気の秘密はそのあたりにあるようでした。
ですから、安い値段で通常のキャンピングカーのように
旅ができるといった感覚で購入してしまうと「お蔵入り」になって
しまうこともあるのです。
決して、カタログに踊らされてはいけません。
一度、軽キャンピングカーに乗っているオーナーさんに見せてもらう
ことをお勧めします。
そして、その話をよく聞いてください。
わたしもそうしました。
展示会の軽キャンピングカーだけでは、
その場の雰囲気に負けてしまってよい判断ができませんから。
おかげさまでわたしは自分にあった軽キャンピングカーを選ぶことができました。
そして、その機会をみなさんにも提供したいと思います。



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